50代男性の膝の内側の痛みは“棚障害(タナ障害)”が原因?鍼灸治療で改善した症例
- 1月30日
- 読了時間: 2分

膝の内側が痛く、力が抜ける——50代男性のご相談
数年前から左膝の内側に痛みを感じ、特に軽く膝を曲げた角度が最も痛いという50代男性が来院されました。膝の力が抜けてしまうことも多く、整形外科では「変形」と診断され、水を抜いた経験もあるとのこと。しかし最近さらに悪化し、びっこを引きながらの来院でした。
膝の内側の圧痛と熱感——原因は棚障害(タナ障害)
膝には軽い水腫と熱感があり、膝蓋骨の内下方に強い圧痛が確認されました。
これは単なる変形性膝関節症ではなく、棚障害(タナ障害)を疑わせる所見でした。
膝の内側に、棚(タナ)と呼ばれる滑膜のヒダが存在します。これが大きい場合、膝蓋骨と大腿骨の間に挟まり痛みを引き起こすことがあります。慢性化するとヒダが分厚くなり、膝を曲げるたびに挟まって痛みが続くため、場合によっては手術で切除することもあります。
低周波通電とアイシングで炎症を抑制
初回の治療では、膝内側の圧痛点に低周波通電を行いながらアイシングを実施。
ご自宅でも1日2回のアイシングをお願いしたところ、治療後は調子が良かったものの、動きすぎて痛みが戻ってしまったとのことでした。
置き鍼(円皮鍼)で治療効果を持続
2診目からは、治療効果を長持ちさせるために置き鍼(円皮鍼)を使用。これが功を奏し、順調に痛みが軽減しました。
• 3回目の治療:平地歩行時の痛みが消失
• 軽い屈伸での痛みも大幅に改善
• 1ヶ月で計5回の治療で症状が安定
棚障害による膝の内側痛が、鍼灸治療と適切なセルフケアで改善した症例です。
%20(1).png)



コメント