「腫瘍かと…」と不安に。膝裏のしこりの正体
- 2025年12月23日
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70代女性
「先生、左膝裏のしこりが気になるんです。何でしょう?悪いものじゃないですよね」
と心配そうに聞かれた。
膝の裏を触ってみると、硬くてきょろきょろとしたピンポン球ぐらいの固まりが触れた。
ベーカー嚢腫(のうしゅ)だ。
膝の裏にある滑液包(膝の関節の滑りを良くする液体を分泌する袋)に水が溜まったものだ。
膝の炎症で溜まった水が、膝裏の動きに影響の少ない袋に逃げ込んだ結果だ。
この方は、ちょっと膝が痛かったのに、無理して少し長歩きをしたらこうなったようだ。
余りに硬いので、本人は水が溜まっているとは思えず、腫瘍でもできたのかと心配されたらしい。痛みはないが、膝裏がはれぼったくて気になる。正座をすると、物が挟まってる感じがして具合が悪い。
でも、もとは膝に水がたまった結果なので、治療はそう難しくはない。
週に一回の鍼治療とアイシングをしたら、一月ぐらいで腫れが引いて気にならなくなった。
途中念のためMRIで診てもらったが診断は同じだった。
その後も少し無理をすると腫れてくる傾向にあったが、早めに手当てしてひどくならずに治められている。
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