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80代女性の退院後再発した腕の痛みとしびれが鍼灸治療で改善した症例

  • 1 日前
  • 読了時間: 2分
首の痛みと腕のしびれで悩む高齢女性のイラスト。頚椎の緊張と神経症状を表す。
首から肩にかけての痛みで顔を上げられなかった80代女性の症例

顔を上げられないほどの腕の痛みとしびれを伴う頸の神経症状

一ヶ月前に庭の手入れをしてから左肩痛と左腕の痛みとしびれが出現し、病院に23日間入院して一度は落ち着いたものの、退院後20日ほどで再び肩から腕がチカチカ痛むようになり、当院を受診されました。

来院時は、首を前に突き出した姿勢のまま全く顔を上げられず、さらに腕のしびれと痛みで夜間は薬を飲んでも目が覚めてしまう状態でした。

頚椎の変形によって腕へ向かう神経が刺激されることで起こる症状で、入院治療後にもこれほど強い痛みが続くのは重症の部類に入ります。

しかし、初回の鍼灸治療後から痛みが軽くなり、首まわりの筋肉の緊張がゆるみ始めました。


鍼灸治療での改善経過(3〜12回)

その後の経過は次の通りです。

• 3回の治療:夜間痛が改善し、眠れるようになる

• 5回の治療:顔を上げて正面を見られるようになる

• 12回の治療:上を向けるようになり、絶え間なく続いていた腕の痛みに“波”が出てくる

• 週2回の継続治療:2ヶ月ほどで痛みが半分に軽減


高齢者の慢性痛に必要なのは「年齢だから」で終わらせないケア

高齢者の肩や首の痛みは、病院では「年齢のせい」とされ、薬だけで様子を見ることも少なくありません。

しかし、丁寧に筋肉と神経の状態を整えていくと、年齢に関わらず改善は十分に期待できます。

また、痛みが長引くと、

「もう治らないのではないか」

「誰にもわかってもらえない」

といった心理的な孤独が症状をさらに重くすることがあります。

今回のように、複数の要因が重なって治りにくいケースでも、

身体と心の両面に寄り添いながら治療を続けることが、回復への大切な支えになります。

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