痔の種類とセルフケア|鍼灸で改善が早まる理由と坐剤のコツ
- 1 日前
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痔の種類と原因|いぼ痔・切れ痔・痔瘻の違いをわかりやすく解説
痔には大きく分けて いぼ痔(痔核)・切れ痔(裂肛)・痔瘻 の3種類があります。
痔主の方なら一度は耳にしたことがある分類ですが、仕組みを理解すると対策がしやすくなります。
いぼ痔(痔核)は「静脈瘤」が腫れたもの
肛門には、便を漏らさないための クッションの役割を持つ静脈の集まり(痔静脈叢) があります。
排便時のいきみや長時間の座り仕事で血流が悪くなると、ここが腫れて 静脈瘤=いぼ痔 になります。
• 肛門の内側にできる → 内痔核
• 肛門の外側にできる → 外痔核
切れ痔(裂肛)は硬い便で肛門が切れた状態
硬い便が通ることで肛門の皮膚が裂け、排便時に強い痛みを伴います。
痔瘻(じろう)は感染によるトンネル形成
肛門の内側にある小さなポケット(肛門陰窩)に細菌が入り込み、
膿が皮膚側へ抜けるトンネルを作るのが 痔瘻 です。
自然治癒は難しいため、まず医療機関での診察が必要です。
🟦 自分でできる痔のセルフケア
切れ痔のセルフケア
• 緩下剤で便を柔らかくする
• 排便後はウォシュレットで洗浄
• 入浴後に坐剤または軟膏で傷を保護
いぼ痔のセルフケア
上記に加えて
• よく歩く
• 入浴で温めて血流改善
• お酒・刺激物を控える
痔瘻はセルフケア不可
まず医師の診察が必須です。
🟦 鍼灸が痔の改善に役立つ理由
実は、痔は 鍼灸との相性がとても良い疾患 です。
その理由は次の3つ。
1. 骨盤内の血流改善
お尻・腰・下肢のツボ刺激でうっ血を解消しやすくなる。
2. 腫れや痛みの軽減
腕のツボ刺激が痔の炎症反応を鎮める。
3. 便通の改善
お腹や下肢のツボで腸の動きを整える。
これらが組み合わさることで、痔の治りが早くなります。
🟦 よく紹介されるツボ「百会」「孔最」の本当の使い方
孔最(こうさい)
• 場所:腕の内側、手首のしわから肘方向へ指7本分
• いぼ痔で痛みがあるときに 硬結(反応点)が出る
• お灸をしっかり行うと痛みと腫れが引く
※雑誌の「ツボ押し」では効果は出ません。専門家の施術が必要です。
百会(ひゃくえ)
• 頭のてっぺん
• 痔そのものより 脱肛で肛門が締まりすぎて腸が戻らない時 に有効
• 鍼刺激で肛門が緩み、腸を戻しやすくなる
🟦 坐剤をスムーズに入れるコツ(実体験ベース)
坐剤は「押し込んだと思ったら戻ってくる」ことが多く、意外と難しいものです。
家族に入れてあげるときも痛がられやすいですよね。
坐剤を入れる手順
1. 坐剤のバリ(角)を爪で削る
2. 先端を指で温めて滑らかにする
3. 綿棒を準備
4. しゃがんで肛門に坐剤を当てる
5. 「あー」と声を出しながら肛門を自然に緩める
6. 坐剤の頭が入ったら、綿棒で静かに奥へ押し込む
7. 最後に肛門をすぼめて完了
痔主としてのリアルな経験からのアドバイスです。
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