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両腕の痛みとしびれがある頚髄症を保存療法でおさめた、50代女性の改善経過

  • 18 時間前
  • 読了時間: 2分
頸椎の圧迫による腕の痛みとしびれに悩む女性のイメージイラスト
頸椎の圧迫による腕の痛みが改善した50代女性の症例

両腕の痛みが悪化し、寝るとズキーンと響く…50代女性のご相談

50代女性の患者さんが「2年前から両腕が痛く、特に下にして寝た側の腕がズキーンと痛む」と来院されました。肩にも時々ビリビリした感覚があり、指がつりやすいとのこと。

症状は徐々に悪化し、1ヶ月前から痛みが強くなってきたそうです。

立っていると楽になる一方、腰掛けたり横になると痛みが増すという特徴がありました。


理学所見で“病的反射”を確認し、整形外科へ紹介

詳しく検査を行ったところ、右腕に病的反射が見られました。

神経のトラブルが疑われたため、整形外科で精密検査を受けていただくよう紹介状を作成しました。


検査結果:第3頸椎で脊髄が圧迫(頚髄症)、第5・6頸椎には骨棘(骨のトゲ)

整形外科でのMRI検査により、

• 第3頸椎の高さで脊髄が圧迫されている頚髄症

• 第5・6頸椎に骨棘(こっきょく)が形成されている

ことが判明しました。

まずは痛み止めで1ヶ月様子を見る方針となり、必要であれば手術も検討するとの説明を受けたそうです。

そこで、処方薬と鍼灸治療を併用して改善を目指すことになりました。


薬の効果が出始め、鍼灸との併用で徐々に改善

痛み止めを服用し始めてから、少しずつ痛みが軽減。

3週間ほどで「4割くらい楽になった」と実感されました。

さらに10日ほど経つと、痛みを感じない日が出てくるように。

その後2週間で、右肩に軽いしびれは残るものの、横になると症状が消えるレベルまで改善しました。


初診から約3ヶ月で症状が落ち着く

鍼灸治療と薬の併用により、初診から約3ヶ月弱で症状はほぼ治まり、日常生活に支障がない状態に回復されました。

頚髄症(けいずいしょう)は手術を前提にすべき治療の難しい疾患です。今回は幸い手術をしないで、保存療法だけで症状が治まった幸運なケースです。早期に原因を特定し、適切な治療を組み合わせたことが良かったと思います。

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