top of page
ECFV (1280 x 250 px) (1).png

病院では三科受診?鍼灸なら一度で整う全身ケア

  • kazzh14
  • 12月9日
  • 読了時間: 2分

70代 女性

黄色いヘッドスカーフと青いオーバーオールを着た人物が、大きな赤い蟹を両手で持っている。人物は紫のズボンと青い長靴、黄色い手袋を着用し、灰色の髪とピンクのシャツが見える。背景は描かれておらず、人物と蟹が中心に描かれている
海の恵みを手に、静かに微笑む漁師。赤い蟹とともに、季節の営みを伝える一瞬。

鮮魚店を切り盛りしている70代のおかみさんが、「肩がこって頭がふらふらするし、腰も重くてつらい」と来院されました。お話を伺うと、毎朝早くから冷たい水に手を入れ、重たい魚を扱い、立ちっぱなしで働く日々。体はいつのまにか芯まで冷え、肩や腰はガチガチに固くなっていました。


触れてみると、首筋から背中にかけてコリが強く、血流も滞っている様子で、これではめまいが出ても不思議ではありません。そこで鍼灸でしっかりと体を温め、深部のコリをゆるめ、巡りを整えていくと、治療の途中から「頭のふらつきが軽くなってきた」とのこと。

数回の治療で血圧も安定し、頚肩こりも腰痛も落ち着き、表情も明るくなりました。

病院で診てもらうとなると、

  • 肩こりは「血圧の問題」として内科へ

  • めまいは耳鼻科へ

  • 腰痛は整形外科へ

と、一度に三つの科を回ることになります。高齢の方にとって、これは負担が大きいものです。

しかし鍼灸では、冷え・コリ・血流の乱れといった「共通の原因」をまとめて整えることができます。不必要な検査や薬に頼りすぎることなく、体そのものが持つ回復力を引き出しながら、一つの施術で全体をカバーできるのが鍼灸の魅力です。

働き者のおかみさんが、再び元気に店先に立てるようになる――そんなお手伝いができたことを、私たちも嬉しく思います。

コメント


カテゴリーメニュー

bottom of page