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家族の介護ストレスで動悸・胸苦しさ・不眠が悪化。40代女性の“交感神経の緊張”が整っていった過程

  • kazzh14
  • 2 日前
  • 読了時間: 3分
胸の苦しさや動悸に悩む女性のイラスト。ストレスと自律神経の関係を説明する記事用画像。
強いストレスで胸がドキドキしやすくなることがあります。自律神経の緊張が背景にあるケースも。

家族の病気をきっかけに動悸や胸苦しさが続くように

40代の女性が「胸が苦しい」「脈が速い」「夜中にドキドキして眠れない」と来院されました。

1ヶ月前、家族が脳出血で片麻痺になり、その日を境に身体の不調が続いているとのこと。

症状は次のようなものでした。

• 脈が速い

• 胸が苦しくなる

• 夜中に動悸で目が覚める

• 肩・背中の強いこり

• 首の圧迫感

• 人と話すと胸が苦しくなる

内科では「自律神経失調症」と言われ、精神科を紹介され薬を処方されたものの、薬が切れると再び苦しくなる状態でした。


身体は“強いストレス”を受けると交感神経が過緊張になる

来院時は脈拍が 96/分 と速く、背中は強い緊張で張りつめ、上半身は紅潮しているのに足は冷たい状態。

これは 交感神経が強く働きすぎている典型的なパターン です。

家族の病気、介護の心配、経済的な不安…。

こうした強いストレスは、身体を「戦闘モード」にしてしまい、動悸や胸苦しさ、不眠、冷えなどが出やすくなります。


身体の緊張をゆるめると脈拍が落ち着き、表情も柔らかくなる

施術では、背中のこりをゆるめ、冷えや胃腸の働きを整えるポイントを中心にケアしました。

すると毎回少しずつ脈拍が落ち着き、背中の張りや顔の紅潮も和らいでいきました。

7回の施術後には脈拍は 72/分 に安定し、薬の量も減らせるようになり、さらに3回の施術で動悸も消失。

身体が落ち着くにつれ、表情も明るくなり、睡眠も改善していきました。


不安の正体は“情報不足”であることも多い

この方の場合、身体の緊張の背景には

「この先どうなるのか分からない不安」

が大きく影響していました。

• 脳出血はどのように回復していくのか

• リハビリはどれくらい続くのか

• 退院後の介護はどんなサービスが使えるのか

こうした情報が分からないまま、すべてを自分が背負うように感じていたのです。

そこで、医療機関でのリハビリの流れや、退院後に利用できる介護サービスの概要を説明し、

「今は病院がしっかり対応してくれる時期なので、まずはご自身の体調を整えることが大切ですよ」

とお伝えしました。


“精神的ケア=話を聞くこと”だけではない

不安を軽くするために必要なのは、

適切な情報を得て、状況を具体的に理解すること

です。

もちろん、話を聞いてもらうことも大切ですが、

「知らないことが怖い」という状態では、身体の緊張はなかなか解けません。

今回のケースでは、情報を整理して伝えることで、心の負担が大きく減り、身体の回復にもつながりました。

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