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3度目の顔面神経麻痺

  • 2025年11月10日
  • 読了時間: 2分

更新日:2月18日

ベッドに横たわり、両手で顔を覆う白いシャツの女性。右目の痛みと閉じにくさに気づき、不安を感じている様子
朝、右目が閉じず痛みに気づいた女性。顔面神経麻痺の不安と向き合う瞬間。

突然の右目の違和感と「治るのか」という不安

ある朝、右目が完全に閉じず痛みを感じたことから、40代の女性が不安げな声で「顔面神経麻痺は治りますか」と当院へ電話をくださいました。

まだ病院を受診していなかったため、まずは早期のステロイド治療を受けるようお伝えしました。


ステロイド治療後、3日後に当院を受診

電話から3日後、当院へ来院。

右目の痛みと違和感はあるものの、なんとか閉じられる状態でした。

しかし、口元の麻痺が強く出ているのが特徴的でした。


20年前に2度経験した顔面神経麻痺と鍼灸治療の効果

患者さんは20年前に2度顔面神経麻痺を経験しており、その際は鍼灸治療で改善した経験から、今回もまず鍼灸を受けようと考えたそうです。

昔は病院でビタミン剤を処方するのが一般的で、効果が十分とは言えませんでした。

しかし現在は、発症1週間以内にステロイドを使うと麻痺が完成せず回復に向かいやすいことが知られています。

そのため、当院では耳鼻科での治療と鍼灸治療を同時並行で行う方針を取っています。


全身のツボを使った鍼灸治療を開始

鍼灸治療では、局所だけでなく全身のバランスを整えるツボを使用し、神経の回復を促す施術を行いました。


1週間で目の痛みが消失、2週間で口元の回復がスタート

治療を続ける中で、

• 1週間後:右目の痛みが消失

• 2週間後:口元の動きが改善し始める

• 3週間と少し:ほぼ回復

という経過をたどりました。


麻痺が完成する前に回復へ転じたことが早期改善のポイント

今回のケースでは、

ステロイド治療を早期に開始できたこと

鍼灸治療で神経の回復をサポートしたこと

この2つが重なり、麻痺が完成しきる前に回復へ向かったため、治りが早いケースとなりました。

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