6年来の舌痛症があっさり片付いた例
- kazzh14
- 2 日前
- 読了時間: 2分

60代女性
きっかけは、歯の治療中に感じた「苦味」。その後、金属アレルギーを疑われ、銀歯を全て外したものの改善せず、さらに、
耳鼻科
内科
眼科
脳外科
麻酔科
と、多くの診療科を受診。米沢・山形・福島・宮城と複数の大きな病院を渡り歩くドクターショッピングの状態になっていました。それでも「異常なし」と言われ続け、症状は一向に変わらなかったそうです。
問診と観察から、痛みが軽くなるタイミングは、
何かに集中して気が紛れているとき
布団をかぶって眠るとき
という共通点がありました。
治療中も患者さんは舌先で唇の裏を舐め続けており、強い緊張や思い込みの癖(クセ)が見て取れました。そのため、「無意識の舌の動きや口腔内の緊張が痛みをこじらせているのではないか」と推察しました。
そこで、・時々口を軽く開ける・頬をマッサージしながら全身の力を抜くという、口腔周囲の緊張をほどくセルフケアを指導しました。
患者さんは半信半疑でしたが、6日後に来院された際、
「自分がどれほど身体を硬くしていたか分かりました。症状がぐっと楽になりました!」
と、明らかな改善を実感されていました。
その後も約半月ほど経過を見ましたが、痛みは完全に消失。
肩や首への鍼灸治療で筋緊張を和らげ、
リラックスを促したことも相乗効果となったようです。
最後に患者さんは、
「私の6年間はいったい何だったのでしょうね…」
と、安堵の表情で治療院を後にされました。
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