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おしっこが我慢できない!尿意切迫が鍼灸で改善した60代女性の症例

  • 3月19日
  • 読了時間: 2分

更新日:2 日前

困った表情の子供のイラスト。黄色のシャツと青のズボンを着て、両手で下腹部を押さえている。背景は白。
申し訳なさそうにトイレを我慢するキャラクター。

突然始まった「おしっこが我慢できない」悩み


2年前にも同じ症状があり、今回は1か月前から急に尿意が強くなり、トイレに行きたいと思うとすぐ漏れそうになって「おしっこが我慢できない」状態に。


泌尿器科では「尿はきれいで膀胱炎ではない」と言われ、膀胱訓練も続けていたものの改善せず。


接客業のため、常におしっこのことを意識しながら働くストレスを抱えていました。


• 2時間おきに強い尿意

• 夜間排尿は2回

• 排尿痛なし

• 尿漏れパッドを使用しながら仕事


医療機関で改善しないため、鍼灸での改善を希望され来院されました。


過活動膀胱による尿意切迫


泌尿器科の検査で異常がなく、排尿痛もないことから、膀胱〜尿道の過敏性が高まる「過活動膀胱」と考えられました。


さらにこの方は、

• 手が冷えると指が真っ白になる

• 毎年足の指がしもやけになる


など、末梢の血流障害も抱えており、膀胱周囲の血流にも影響している可能性がありました。


鍼灸治療:膀胱の過敏性を整え、骨盤神経にアプローチ


① 下腹部〜下肢の膀胱・尿道に関係するツボにお灸


膀胱の過敏性を落ち着かせる目的で、下腹部・内もも・足のツボに温熱刺激を加えました。


② 仙骨部のツボに鍼+低周波刺激


仙骨には膀胱を支配する骨盤神経が走っています。

ここに鍼をして低周波を流し、神経の興奮を整えました。


③ 手足の血流改善の鍼灸


末梢の冷え・血行不良が強かったため、毎回追加で施術。


④ 水分制限はせず「飲んで出す」循環をつくる


水分を控えると膀胱がさらに敏感になるため、あえてしっかり飲んで、しっかり排尿するよう指導しました。


経過:10回の治療で尿意切迫が大幅に改善


• 週1〜2回のペースで8回目→ 尿意切迫が徐々に緩和


• 10回目の治療後→ 「四六時中おしっこのことを考えてしまう状態」が解消


季節が暖かくなり始めたことも追い風となり、症状は落ち着き、安心して仕事に集中できるようになりました。


まとめ:泌尿器科で異常なしでも、鍼灸で改善するケースは多い


過活動膀胱は薬だけでは改善しにくいこともあり、骨盤神経・膀胱周囲の血流・自律神経の調整が重要になります。


鍼灸はこれらに直接アプローチできるため、「検査では異常なし」「薬で変わらない」という方に有効な選択肢となります。

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