30代から続いた原因不明の脱力感と体重減少|胃腸の弱りと心身のバランスを整えて改善した60代男性のケース
- 15 時間前
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30代から続く突然の脱力感と食欲不振|原因が分からないまま体重が大幅に減少
30代頃から、突然の脱力感・強い疲労感・食欲不振が周期的に現れ、体重は63kgから46kgまで減少した60代の男性が来院しました。
病院で検査を受けても、当時は「胃が少しただれている程度」で、はっきりした原因は分からず、夏でも寒さを強く感じるなど、身体全体の働きが落ちている状態でした。
施灸で胃腸の弱りを整える方針へ
当院での治療は平成二年にスタート。
弱っている胃腸の働きを整え、元気を補うツボを中心に施灸を行い、月2回のペースで継続していただきました。
ご自宅でも根気よくお灸を続けていただき、少しずつ食欲が戻り始めました。
行きつ戻りつしながらも改善へ|体重が増え、季節の寒さも気にならなくなった
食欲が出て多めに食べられるようになったと思えば、下痢で体重が戻ってしまうこともあり、改善は一進一退。
それでも治療を続けるうちに、
• 食欲が安定
• 下痢が長引かなくなる
• 夏の寒さを感じにくくなる
• 体重が増えてきた
と、少しずつ体調が整っていきました。
現在も健康維持のため、月2回のペースで通院されています。
症状の背景に“心の負担”が隠れていることも
この症例は、表面的には「胃腸の弱り」が中心に見えますが、
突然の脱力感や食欲不振には、心理的なストレスが関係していた可能性もあると考えられます。
ただし、男性の場合は“弱音を吐くことが苦手”で、精神的な話題を正面から扱うと治療参加が難しくなることもあります。
そこで、
あえて精神的な原因を追及せず、胃腸の働きを整える治療として取り組んでもらう
という方法を選びました。
施灸には胃腸の働きを整える効果が期待できますし、
「自分でできるケア」を続けることで、心身のバランスが徐々に整っていくこともあります。
食に関する悩みの背景には心理的要因が潜むことも
食欲の低下や節食行動が長く続く場合、
心理的な要因が関係していることを念頭に置くことが大切です。
ただし、食に強いこだわりや思い込みがある場合、
無理に説得したり考え方を変えさせようとするのは逆効果になることも。
そのため、
本人が受け入れやすい理屈で治療に参加してもらい、少しずつ心身の過敏さが和らぐのを待つ
というアプローチが有効なケースもあります。
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