【江の島聖地巡礼記4】「杉山検校」の墓へ。西浦霊園に眠る歴史の足跡
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「杉山検校の墓」を訪ねて
江の島のメインストリートを少し外れた場所に、杉山検校(すぎやまけんぎょう)のお墓があります。
江の島に到着し、朱の鳥居をくぐらずに右折。交番横の坂道を上がっていくと、右手に「西浦霊園」が見えてきます。
ここは岩屋からの帰り道でもありますが、多くの観光客は気づかずに通り過ぎてしまう、「江の島の穴場」です。入り口の門をくぐり、階段を静かに下りた先に、そのお墓はあります。

徳川綱吉も信頼を寄せた「鍼灸の神様」杉山和一
杉山和一は、元禄7年(1694年)に本所の私邸で亡くなり、当初は江戸の弥勒寺(現在の墨田区)に葬られました。しかし、翌年の周忌に二代目総検校・三島安一の手によって、この江の島へとお墓が移されたのです。
彼は生前、江の島弁財天を深く信仰し、21日間の参籠(さんろう)の末に「管鍼(かんしん)の術」を考案したと伝えられています。
5代将軍・徳川綱吉の持病を治した功績でも知られ、現代の視覚障害者教育や鍼灸の発展における礎を築いた人物です。
昭和38年に指定された藤沢市指定文化財

杉山検校の墓は、昭和38年(1963年)に藤沢市指定文化財「史跡」に指定されました。
墓碑の傍らには、彼の功績を詳しく記した解説板が設置されています。
特筆すべきは、解説板の下半分が点字になっていること。視覚障害のあった杉山検校に敬意を表し、誰もがその歴史に触れられるような優しい配慮がなされています。
江の島への深い愛を感じる静かな聖地
生前から「亡くなった後も江の島弁財天の近くにいたい」と願っていたのかもしれない。
そう思わせるほど、この場所には穏やかで温かい空気が流れています。
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