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江の島で鍼灸の神様を訪ねる|杉山和一ゆかりの「福石」と総検校像を巡る聖地巡礼記

  • 1 日前
  • 読了時間: 2分
江の島弁財天の参道脇にある、杉山和一総検校像と福石、石碑、石灯籠が並ぶ全景写真。
杉山和一ゆかりの碑が立ち並ぶ、江の島の聖地エリア

江の島の石段を上り、鍼灸の聖地へ

エスカー(屋外エスカレーター)を使わず、一歩ずつ階段を上り、瑞心門を抜けた先。そこには、日本の鍼灸師にとって特別な意味を持つエリアが広がっています。

今回は、江戸時代の名鍼医・杉山和一総検校(すぎやまわいち そうけんぎょう)ゆかりの「像・石碑・福石・道標」を巡った記録をお届けします。


【杉山和一総検校像】鍼と管を携えた威厳ある姿

杉山和一総検校の銅像。江戸時代の正装を纏い、威厳を持って鎮座する姿。台座には「杉山和一総検校」の文字。
令和2年に奉納された杉山和一総検校像

まず目を引くのが、令和2年に建立されたばかりの「杉山和一総検校像」です。杉山和一生誕410年を記念し、藤沢市鍼灸・マッサージ師会によって奉納されました。

この像は、墨田区にある「江島杉山神社」の御神像をモデルに造られており、その手元には大きな特徴があります。

  • 左手: 鍼管(しんかん)

  • 右手: 鍼(はり)

日本の鍼灸のスタンダードとなった「管鍼法(かんしんほう)」の象徴が、しっかりと刻まれています。


【福石】管鍼法発祥の伝説が眠る場所

緑豊かな植栽に囲まれた地面に、落ち葉が散乱している。その中央に、2段の石の台座の上に方形の石柱が立っている。石柱の正面には、大きく力強い楷書体で「福石」と刻まれている。手前左には苔むした大きな丸石、中央には小さな四角い石が2つ並んでいる。背景には竹垣が見える。
植栽に囲まれた「福石」の石碑。

像のそばにある「福石」は、鍼灸の歴史が大きく動いた舞台として知られています。

若き日の杉山和一が、江の島弁財天での21日間にわたる断食祈願を終えた帰りのこと。この石につまずいて転んだ際、手に触れたのが「松の葉が入った竹の筒」でした。この偶然の出来事が、痛みの少ない「管鍼法」を考案するヒントになったと伝えられています。

豆知識: 現地では、右側の大きな石が目立ちますが、実は左側に見切れている石が本来の「福石」とされています。参拝の際は、ぜひ左手にも注目してみてください。

【杉山検校士碑】と現代に残る【道標】

植栽の近くに、白い砂利(玉石)が敷き詰められた地面がある。その上に、方形の細長い石柱が立っている。上部は少し尖っている。石柱の正面には、縦に草書体で深く文字が刻まれている。側面にも文字が見える。背景には大きな丸石があり、そのさらに後ろに別の石碑(「福石」の石碑の一部)が見える。地面には落ち葉が散らばっている。
草書体の文字が刻まれた道標の石碑。

さらに奥には、彼の偉大な功績を讃える石碑が建立されています。

杉山和一の貢献は、治療技術だけにとどまりません。江の島参詣の人々のために、藤沢宿から江の島までの約4kmにわたって、48基もの「道標(みちしるべ)」を寄進しました。 現在も藤沢市内に15基が現存しており、その多くが市指定文化財となっています。江の島を訪れる道中で、歴史の断片を探してみるのも楽しみの一つです。

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