枕で朝に手がしびれる原因|70代女性のケースと改善した枕の選び方
- 2025年11月23日
- 読了時間: 3分
更新日:2月22日

1. 朝方に手がしびれるのはなぜ?
朝起きたときだけ手がしびれる場合、
多くは 血流の低下 や 神経の圧迫 が一時的に起きている状態です。
特に高齢になると、
• 首肩の筋肉がこりやすい
• 血流が低下しやすい
• 寝ている間の姿勢の影響を受けやすい
といった理由から、朝方に症状が出やすくなります。
2. 枕が原因で手がしびれる仕組み
枕が合わないと、寝ている間に首の角度が不自然になり、
腕神経叢(わんしんけいそう) と呼ばれる神経の束が圧迫されます。
特に低反発枕は沈み込みが大きく、
首が固定されてしまうため、
• 血流が滞る
• 神経が圧迫される
• むくみやしびれが出る
といった症状につながりやすいのです。
3. 70代女性のケース:朝の手のしびれが改善した経過
「最近、首が痛くて動かしにくい。
朝方になると手がむくんでしびれる。」
そんな訴えで70代の女性が来院されました。
触診すると、首から肩にかけて筋肉が強く緊張し、
ガチガチに固まっている状態でした。
手のしびれは 朝方だけ で、
起きてしばらくすると気にならなくなるとのこと。
この特徴から、私は 枕の影響が強い と判断しました。
それまで使用していた低反発枕は沈み込みが大きかったため、
バスタオルを畳んだ沈み込みにくい枕 に変更していただきました。
同時に、手の血流を改善する鍼治療を行ったところ、
徐々に症状が軽減し、
6回の施術で朝の手のしびれは消失しました。
4. 今日からできる枕の選び方
枕を変えるだけで症状が改善するケースは多くあります。
• 低反発より「沈み込みにくい素材」
• バスタオルで高さを微調整
• 首の後ろに“隙間ができない”高さ
• 横向き寝のときは肩幅に合わせる
特に高齢の方は、沈み込みすぎない枕が合いやすい傾向があります。
5. 自宅でできる簡単ケア
枕の調整と合わせて、以下のケアも効果的です。
• 首肩の軽いストレッチ
• 手首や前腕を温める
• 寝る前の深呼吸で首肩の緊張を減らす
血流が改善すると、朝のしびれが出にくくなります。
6. 専門医受診の目安
以下のような場合は、まずは整形外科の受診をお勧めします。
• しびれが日中も続く
• 力が入りにくい
• 首の痛みが強い
• 数週間改善しない
7. まとめ
• 朝方の手のしびれは枕が原因のこともある
• 高齢者は枕の影響を受けやすい
• 枕の素材と高さを変えるだけで改善することがある
• 鍼治療で血流を改善すると回復が早い
朝のしびれは「年齢のせい」と思われがちですが、
適切な枕とケアで改善するケースは多くあります。
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