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親指の慢性関節炎にお灸が有効だった症例|60代男性・使い過ぎによる痛みと可動域の改善

  • kazzh14
  • 16 時間前
  • 読了時間: 2分
親指の関節炎に対して糸状灸を施している様子を示すイラスト
親指の慢性関節炎に対するお灸治療のイメージ

親指の慢性関節炎で来院された60代男性の症例

以前、へバーデン結節の痛みに対してお灸がよく効いた患者さんが、今回は親指の使い過ぎによる慢性関節炎で来院されました。

親指を曲げる動作がつらく、物を押すと強い痛みが出る状態。長年の仕事で指を酷使してきたため「完全には治らないと思うが、もう少し仕事を続けられるようにしたい」とのご希望でした。


関節の変形が進んでいない段階での灸治療

幸い、関節の変形は進行していなかったため、へバーデン結節の際と同様にお灸での治療を選択しました。

まず腫れている部位に直接灸を3壮ずつ、火が皮膚に届く直前で消す「9分灸」を試しましたが、熱感が弱く、効果も限定的でした。


糸状灸(透熱灸)に切り替えたところ即時効果が出現

そこで、細く軽く捻った糸状灸(しじょうきゅう)を最後まで燃やしきる透熱灸に変更。

患者さんは「熱さがじわっと浸み込んで心地よい」と感じられ、施術直後に指を曲げ伸ばしすると「軽くなった」と喜ばれました。


熱量調整が鍵となる:関節痛に対するお灸の有効性

関節痛には直接灸がよく効くと言われてきましたが、熱いお灸は敬遠されがちで、これまでは積極的に使っていませんでした。

しかし今回の症例で、もぐさの捻り方や熱量を調整し、適切な熱さでしっかりとすえ込むことが効果につながると改めて確認できました。


継続することで動きがスムーズに

患者さんは現在もお灸を継続されています。

「年齢とともに悪化するのでは」と心配されていましたが、お灸を続けることで関節の動きがスムーズになり、痛みも軽減しているとのこと。

日常生活や仕事の負担が軽くなり、喜ばれています。

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