発症間もない突発性難聴

突然の耳の不調に戸惑う女性。聴力の回復を願い、治療に向き合う姿。

40代　女性  

12日前に突然右の耳が塞がった感じがしてゴーッと言う耳鳴りがした。

2日後に耳鼻科を受診し、突発性難聴と診断された。

受診した日は聴力は大丈夫だったのに、その二日後には聞こえが悪くなり

まだ元には戻ってないし、耳鳴りも治っていない。

鍼灸治療を希望して受診されました。

  頚にある交感神経節を刺激し、耳の周囲で押すと耳鳴りが変化するところにお灸をすえ、全体の調子を整える治療を施しました。　

2回目の治療の後には耳が塞がった感じが取れ、3回目にいらしたときには耳鳴りは静かにすれば聞こえる程度に減っていました。

この日耳鼻科で測った聴力はまだ改善していませんでしたが、初診から約1ヶ月後の4回目の治療の時には耳鳴りも、耳が塞がった感じもなくなっていました。

それから3週間後の6回目の治療の時には聴力も回復し耳鼻科でもほぼ完治したと言われ鍼灸治療も終了にしました。

当然耳鼻科の治療と併用することで、早期に回復させられたのではないかと思います。