top of page
ECFV (1280 x 250 px) (1).png

鍼治療は「頭痛を起こさない」ための賢い選択です

  • kazzh14
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

 日本の鍼灸研究で最も進んでいる分野のひとつが、頭痛の治療です。

近年は質の高い研究が多数発表され、頭痛の考え方も変わりつつあります。


 これまでは緊張性頭痛と片頭痛は別の病気とされてきましたが、

肩こり → 緊張性頭痛 → 拍動性頭痛(片頭痛) → 自律神経症状と、

連続して悪化していく一つの流れではないかと考える研究が増えています。


 現在、片頭痛発作が起きてから飲んでも効く新薬が登場し、注目されています。

しかし、そもそも肩こりの段階で治してしまえば片頭痛にまで進まないため、

薬そのものが必要なくなります。症状が悪化してから対処するより、

頭痛を起こさない身体に整える鍼治療の方が、ずっと賢い選択です。


 当院にも、それを裏付ける症例がいくつもあります。

次のブログでご紹介していきます。

片頭痛に苦しむ女性の一瞬。こめかみを押さえ、痛みと緊張がにじむ表情。
片頭痛に苦しむ女性の一瞬。こめかみを押さえ、痛みと緊張がにじむ表情。


当院で改善した頭痛の症例


● Oさん(顕微鏡作業・深夜勤務) 

Oさんは顕微鏡を使う細かい作業と深夜勤務が重なり、

忙しくなると肩こりからこめかみが締め付けられるように痛み、

天気が悪い日はズキズキと拍動する頭痛に変わっていました。

さらに治らない日は全身の調子まで崩れてしまうタイプでした。

鍼治療を始めてからはコリがほぐれ、リラックスできるようになり、

仕事量が増えても頭痛が出にくくなっています。


● Kさん(緊張性+片頭痛の混合型) 

Kさんは、仕事が忙しくなると鼻すじや目のふちに嫌な感覚が現れ、

休日には必ず顔や頭が強く締め付けられる痛みに悪化していました。

嘔吐や下痢を伴い、何もできなくなることもしばしば。 

当院で鍼治療を始めて1年ほどで、そうした発作はほとんど起きなくなりました。


● Yさん(閃輝暗点を伴う片頭痛) 

Yさんは右側頭部の痛みから始まり、チカチカした光が見え、

ズキズキとした片頭痛に進み、匂いや音にも敏感になるため、

暗い部屋で痛みが引くのを待つしかない状態でした。 

鍼治療を受けるようになってからは、毎日飲んでいた薬が不要になり、

頭痛に悩まされず仕事ができるようになったそうです。


● Fさん(肩こりからくる頭頂部痛) 

Fさんは強い肩こりから頭頂部が締め付けられる頭痛を起こし、

そのたびに痛み止めが手放せませんでした。 

鍼治療を始めて肩こりそのものが解消すると、

頭痛も起きなくなり、薬も必要なくなっています。

コメント


カテゴリーメニュー

bottom of page