朝の吐き気・食欲不振・起立性調節障害が胃のツボではなく心臓のツボで改善した小学生の症例
- 3月28日
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更新日:5 日前

心臓のツボへのお灸で改善した起立性調節障害の症例
小学6年生の男児が、朝の吐き気・食欲不振・気分不良を訴えて来院しました。
特に朝起きた直後がつらく、9時頃になると少し落ち着くという状態が毎日続いていました。
2週間ほど前には、夜中の2時頃に気持ち悪さ・呼吸の苦しさ・身体の震え・手足の冷えが出現し、小児科では起立性調節障害(OD)と診断。
血圧の低さと脈の不安定さから、吐き気止めと昇圧剤が処方されていました。
不安が強く、考え込むと症状が悪化する傾向もあり、お母さんと一緒に来院されました。
胃のツボへのお灸と小児鍼では大きな変化が見られず
ほっそり背が高く、落ち着いた雰囲気ながら、バスケ部キャプテンとしてしっかりした受け答えができる少し大人びたお子さんでした。
初期治療では、食欲不振と吐き気に注目し、胃に関係するツボへのお灸と、緊張を和らげる小児鍼(皮膚を軽くこする施術)を実施。
しかし、1週間おきに5回治療しても大きな改善は見られませんでした。
脈の状態から「心臓のツボ」へ切り替え
脈を診ると、速さが変動しやすいものの、1分間の脈拍数は50台と低め。
そこで、お灸のツボを胃から心臓に関係するツボへ変更しました。
すると、
• 給食が少しずつ食べられるようになる
• 夜中に気持ち悪くて起きることがなくなる
と、明らかな変化が現れました。
自宅でのお灸と継続治療で体調が安定
自宅でもお灸を続けてもらいながら治療を継続したところ、
• 朝の吐き気がほとんど出なくなる
• 給食を普通に食べられるようになる
• 本人に体調への自信が戻る
と、順調に回復。
4ヶ月で9回治療した時点で脈拍は70台に安定
その後は間隔を空けながら治療を続け、8ヶ月で治療終了となりました。
起立性調節障害には「心臓のツボ」が有効なケースも
起立性調節障害は、胃腸症状が目立つ場合でも、自律神経と心臓の働きが深く関わっていることがあります。
この症例は、脈の状態を丁寧に観察し、ツボを切り替えたことで改善につながった典型例といえるでしょう。
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