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歯肉炎が治らない原因は“首肩のこり”だった|鍼灸で炎症が改善した症例と再発予防のポイント

  • 2025年12月9日
  • 読了時間: 3分

更新日:57 分前


青いスーツに赤いネクタイを着た人物が、顔をしかめ涙を流している。顔の片側には痛みを示す線が描かれ、両手を顔の近くで合わせている。手の周囲には動きの線があり、痛みや脈打つ感覚を表現している。
痛みをこらえるスーツ姿の人物。表情ににじむ苦悩が、静かに語りかけてくる

■ 痛み止めが効かない歯肉炎と、首肩の強いこり


46歳男性。歯肉炎で歯科に通院し、2週間痛み止めを飲んでも改善せず、抜歯もできない状態で来院されました。


  • 首・肩の強いこり

  • 後頭部まで走る痛み

  • 右のリンパ腺の腫れ

これらの症状が重なり、全身の負担が大きい状態でした。


■ 鍼灸で炎症がすっと治まり、頭痛・肩こりも軽減


頚肩のこりを丁寧にほぐし、炎症を鎮めるツボにお灸を行うと、歯肉炎の痛みがすっと引き、頭痛や肩こりも改善。


後日、「肩がこると歯が浮く感じがする」と再来院された際も、鍼灸で同様に改善しました。


この経験以降、何か症状が出るたびに当院へ来られるようになりました。


■ その後の症状と改善経過


● ぎっくり首(寝違え)

不意の振り向きで首を痛め、翌朝まったく回らない状態に。


1回目から改善し、4日間で3回の施術で回復。


● 肩痛

出張で重い荷物を持ち歩いた後、腕が挙がらなくなったケース。


2回の治療で回復。


● 股関節痛・腰痛

  • 足の付け根の痛み:2回で改善

  • 雪かきで痛めた腰:3回の施術で改善


■ 忙しい人に鍼灸が向いている理由


日常生活では、肩こり・腰痛・頭痛・胃腸の不調など、さまざまな症状が突然起こります。


病院で検査と薬をもらうには、半日〜一日かかることも珍しくありません。


鍼灸なら、


  • 都合の良い時間に予約できる

  • 待ち時間が少ない

  • 日曜・祝日も治療可能


忙しい方にとって大きなメリットです。


鍼でこりをゆるめ、血流を整えると、疲労が原因の症状は1回で楽になり、数回で治まることが多いため、常連さんが増える理由にもなっています。


■ 判断のポイント ― お灸は“炎症に強い”


お灸は、化膿性の炎症(面疱・ひょう疽など)に高い効果を発揮します。


深谷伊三郎の名灸書にも記され、私自身も多くの症例で改善を確認してきました。


抗生剤や消炎剤が効かない背景には、免疫力の低下があります。


西洋医学の治療が十分に働くには、


  • 栄養状態

  • 自律神経

  • 免疫の働き


これらが整っていることが前提です。


この方はリンパ腺が腫れ、あと一歩の状態だったため、 お灸で免疫力を後押しし、鍼で疲労を回復させたことで薬の効果も引き出せたと考えられます。


■ 治療のコツ ― 炎症には「多壮灸」


炎症を鎮めるには、多壮灸が基本です。


  • 炎症に近い部位で

  • 押してはっきり痛む「反応点」を探し

  • そこに直接灸を行う


壮数は「熱さが深く通る」まで。


熱がりやすい人には、艾の硬さを調整し、温度を下げて施灸します。


皮膚がしっかり赤く発赤するまで行うことで、確かな免疫反応が起こり、炎症が引いていきます。

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