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親知らず抜歯後のズキズキした歯痛が鍼で軽減した理由|合谷・手三里の鍼通電が効くメカニズム

  • kazzh14
  • 16 時間前
  • 読了時間: 2分
頬を押さえて歯痛に苦しむ男性のイラスト。親知らず抜歯後の痛みを表現。
親知らず抜歯後の歯痛に悩む男性。頬のズキズキした痛みを表現したイラスト。

親知らず抜歯の痛みが、鍼でスーっと消えた

20代男性が親知らずを抜歯して数日後、ズキズキとした拍動性の歯痛に襲われ、日常生活にも支障が出て来院されました。

痛みが出ている側の合谷(ごうこく)と手三里(てさんり)に鍼を刺し、鍼通電(パルス)を20分ほど行いました。

すると、施術前まで続いていた疼くような痛みがスーッと引き、施術後は落ち着いた状態が持続しました。


歯痛に鍼が効くメカニズム

歯の痛みは、抜歯後の炎症や周囲組織の緊張によって三叉神経が刺激されることで起こります。

鍼灸では、以下のような生理学的作用によって痛みが軽減すると考えられています。

● ① 痛みの伝達を抑える「ゲートコントロール理論」

合谷・手三里への刺激が、脊髄レベルで痛みの信号をブロックし、

「痛みのゲート」が閉じることで歯痛が弱まるとされています。

● ② 血流改善による炎症の鎮静

鍼通電により局所の血流が促進され、

炎症物質の排出が進む → 痛みが和らぐという流れが起こります。

● ③ 自律神経の調整

抜歯後のストレスや緊張で交感神経が優位になると痛みを感じやすくなります。

鍼は副交感神経を高め、身体を「痛みを鎮めやすい状態」に整える働きがあります。

● ④ 脳内の鎮痛物質(エンドルフィン)分泌

鍼刺激によって、脳内でエンドルフィンなどの鎮痛物質が分泌され、

自然な鎮痛反応が高まります。

合谷・手三里は、歯痛や顔面部の不調に古くから使われてきたツボで、

現代の生理学的にも理にかなったアプローチといえます。


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