誤診され続けた背部痛、原因は運動のし過ぎ
- kazzh14
- 3 日前
- 読了時間: 2分

70代女性。
もともと側湾症による腰痛があり、2年前に金属プレートとボルトで固定する手術を受けて痛みは改善。術後は運動を再開し、週5日ジムに通うほど元気に過ごされていました。
約5か月前、左背部に数個の水ぶくれが出現し皮膚科で帯状疱疹と診断。
薬で症状は10日ほどで改善。
しかし、その後も同じ部位に繰り返し痛みが出るため病院を受診すると、
整形外科・胃腸科・呼吸器科のいずれでも「帯状疱疹後神経痛」と診断され、
痛み止めが処方されるものの症状は改善しませんでした。
来院時は、仰向けや横向きで寝ると10分ほどで締め付けるようなビリビリ痛が出て、
夜間に何度も目が覚めてしまう状態でした。
痛む位置と痛み方を詳しく確認したところ、帯状疱疹後神経痛ではなく、
運動負荷のかけ過ぎによる筋・筋膜性の背部痛と判断しました。
医師から「運動しても大丈夫」と言われていたこともあり、
運動を控えることに強い抵抗がありましたが、
まずは運動量を3日間軽めにしてもらうと少し痛みが軽減。
さらに運動強度を半分にして鍼治療を組み合わせたところ、
睡眠も改善し、20日間で5回の施術で痛みは消失。薬も不要になりました。
帯状疱疹後神経痛と思われがちな背部痛でも、原因が「運動のしすぎ」のケースは少なくありません。「どこに行っても治らない背中の痛み」でお困りの方は、一度ご相談ください。
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