祖父の病気がきっかけで発症したパニック障害の回復記録
- 2025年12月31日
- 読了時間: 2分
更新日:2 日前

初めての過呼吸から始まった不調:20代男性の来院
3ヶ月前に初めて過呼吸を起こし、その1ヶ月後に再発。
今月に入ってからは2日に1回の頻度で動悸と過呼吸のパニック発作が起こり、5分ほど続く状態が続いていました。
微熱も下がらず、不安を抱えて来院されました。
自律神経失調症の診断。脈の速さと痩せが目立つ状態
安定剤を服用すると症状は軽減するものの、疲れが溜まると悪化するとのこと。
医師からは自律神経失調症と説明されていました。
診察では、
• 脈が速い
• 痩せが目立つ
といった身体的特徴が確認できました。
食事指導と自宅でのお灸で体重が3.5kg増加
まずは体力の底上げが必要と判断し、努めて食べることを指示。
さらに、自宅でのお灸を継続してもらいました。
その結果、1週間後には体重が3.5kg増加。
脈拍も体温も安定し、身体の土台が整い始めました。
不安の背景にあった「祖父の病気」へのショック
問診を進める中で、祖父が病気で歩けなくなり、認知症のような症状が出たことが、患者さんの不安のスイッチになっていたことが分かりました。
体調不良による一時的な“ぼんやり”は回復すること、祖父の状態と自分の健康は別であることを丁寧に説明すると、表情が和らぎ、安心した様子でした。
動悸が怖くて運動を控えていたが、軽いサッカーを再開
動悸が怖くて運動を避けていたため、好きなサッカーのリフティング程度なら問題ないと提案。
身体を動かすことで気分転換にもなり、回復の後押しとなりました。
薬が切れて悪化する時期もあったが、6回目で大きく改善
途中、薬が切れて症状が悪化する時期もありましたが、治療を継続。
6回目の治療頃には発作が大幅に減少し、社会人サッカーチームに入り試合に出られるほどに回復しました。
不安が消え、体重はさらに3.5kg増加。10回で治療終了
祖父の認知症にも慣れ、過度に心配しない心の余裕が生まれた頃、体重はさらに3.5kg増加。
不安症状もほぼ消失し、10回の治療で終了となりました。
回復を支えたのは、そばで寄り添ったパートナーの存在
彼の回復の背景には、不安に寄り添い、受け止めてくれた彼女の存在が大きかったようです。
心の支えがあることは、治療効果を高める大切な要素です。
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