パニック障害|心と体の葛藤から抜け出すコツ。臨床観察から見出した極意
- 2月13日
- 読了時間: 3分

「死ぬかもしれない」という強烈な不安に襲われるパニック障害
突然の
• 激しい動悸
• 息苦しさ
• 冷や汗
• 胃の不快感
に襲われ、「死ぬかもしれない」と強い不安をいだくのがパニック障害です。
医療機関の対応が症状を悪化させることも
厄介なのは、大概病院に着く頃には症状が治まっていることが多く、忙しい救急外来の医師から、「異常はないので帰って大丈夫ですよ」とあっさり対応されてしまうことです。
「今死にかけた」と感じている人にとって、この対応が、「誰も助けてくれない」という思いに変わり、不安を強め、発作を起こしやすくします。
パニック患者が鍼灸院に来る理由
鍼灸院には、
• 病院で異常がないと言われた
• 薬だけでは不安が残る
• 身体の緊張が取れない
といった理由で来院される方が多くいます。
鍼灸ができるサポートは
• 身体の緊張をゆるめる
• 自律神経のバランスを整える
• 心身のリラックスを促す
ので、心身の疲労がもとになっているパニック障害を軽減するのに向いているのです。
パニックには認知行動療法が効く。
実は、パニックには認知行動療法が効きます。
特に自分の「人に悪く見られたくない」という気持ちを捨てることができると、発作の再発を抑え、パニック障害から抜け出すことができます。
多くのパニック患者さんを治療するうちに気が付いたのは、「見栄張り」なところがあるということです。
人前で発作を起こし、「変な人だ」と見られるのが嫌だ。と思うあまり、発作を起こした状況と似た場所を避けるようになり、(予期不安)どんどん行動範囲が狭まっていきます。
これがパニックが引き起こす第2の問題です。
パニックは克服できる
死の恐怖を感じるものの、パニックで死ぬことはありません。必ずしばらくすると自然に落ち着きます。
「待っていれば、程なく治まる」ということを念じて自力でおさめることに成功すると、
次の発作に対する予期不安が軽減し、次第に発作の程度が軽く、短くなり最終的に克服できます。
さらに、精神的に強くなります。
パニック克服のためにやること
① 発作中は「発作では死なない。必ず治まる」と唱える
症状を何とかしようとせず、「必ず治まる。身体に任せろ」と心の中でつぶやき、床に座り込みましょう。
② 近くの人に「そばにいてください」とお願いする
声をかけてくれる人がいたら、「大丈夫です」なんて見栄を張らずに、「そばにいてもらえますか」と甘えることです。それが言えただけでも発作は治まります。
③ 過呼吸を防ぐ
過呼吸を伴うと、身体がしびれてさらに不安が高まるので、息を鼻から吸い、すぼめた口からゆっくり吐く呼吸を意識します。
④ 首や肩を回して緊張をゆるめる
少し落ち着いてきたら、頚肩を回し身体のこわばりを解くことで、治まりを良くします。
予防のためにやること
① 疲れをためない
発作は疲労が引き金になることが多いため、マイペースを心がけます。
② カミングアウトをためらわない
パニック発作を持っていることを身近にいる人にカミングアウトしておくと、発作時の安心感が大きく変わります。
③ 人の目を気にしすぎない練習をする
あえて「恥をかく経験」を繰り返すことで、人の目に対する過度な緊張が和らぎ、予防になります。
④ 鍼灸で自律神経を整える
鍼灸で自律神経のバランスを整えておくことも有効な予防法になります。
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