脳梗塞の再発と思い込んだ70代女性の混乱を臨床推論して、後頭神経痛と見抜いて改善させた症例
- 1月20日
- 読了時間: 2分
更新日:3 日前

右後頭部の痛みでパニックに
3日前から右後頭部に周期的な強い痛みを感じ、救急外来でCT検査を受け異常は見つからず、神経内科を紹介されたとのことでした。
しかし予約日まで待てずに当院を受診されました。
過去の脳梗塞歴から強まった不安
15年前に多発性脳梗塞の診断を受け、最近後頭部のしびれが再発し、そこに頭痛が重なったことで「脳梗塞が悪化したのではないか?」という強い不安に襲われていることがわかりました。
問診と触診から後頭神経痛を疑う
問診と触診の結果、症状は頸椎の緊張から起こる後頭神経痛の可能性が高いと考え、首・肩周囲の施術を行いました。
治療後は痛みの頻度と強さが徐々に軽減し、痛み止めを使用しなくても過ごせるようになりました。
レントゲン検査で頸椎の狭小化が判明。鍼灸治療は6回で終了
その後、整形外科で頸椎レントゲンを撮影したところ、頸椎の隙間が狭くなることで神経痛が生じていると診断され、新たに処方された痛み止めの服用でさらに症状が改善しました。
施術と薬の併用により症状は安定し、鍼灸治療は6回で終了となりました。
つまづく人を救いたくて
「脳梗塞を疑っているのに鍼灸院に来てしまうのってどうなの?」
と思われるかもしれませんが、藁をもすがる思いの人が、鍼灸院に飛び込んでこられることは日常茶飯事です。
わたしはこうした人の助けになりたくて仕事をしています。
素人判断でパニックに陥り、そっけない医療機関の対応に絶望し、救いを求めて彷徨い歩く。
そんな人の混乱に首を突っ込んで、「どうしたの?フムフム。そりゃ大変だね。でも、ちょっと勘違いしてない?。君、全然大丈夫だよ」って感じに、絶望を希望に反転させるのが当院の重要なミッションです。
そのために必要な学びと経験を積んで、私たちはここにいます。
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